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夏空 [空景]





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〔01〕









A 夏祭り05.JPG
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八月二十日(土) 撮影










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近況 [空景]





AA 9月02日 01.JPG
〔01〕












AA 9月02日 02.JPG
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〔09〕












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〔13〕












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〔14〕












AA 9月02日 16.JPG
〔15〕












AA 9月02日 17.JPG
〔16〕



平成二十七年 九月二日(水) 撮影



想像通りと言うか、
想像を超える勤務となりました。
毎日朝五時過ぎには出勤し、
夜は九時から十時までの勤務。
昼休みは昼食を食べるだけで休憩時間もない日もあるので、
時間的には一日に二日分の仕事をする日もあります。
休日も月に二日は確保していますが、
お盆過ぎから九月末までは一日の休暇もない予定です。
無事にこの仕事を乗り越えることが出来るでしょうか。
出向社員でのこの仕事は、
所属する会社としては何の成果を得ることもなく、
正直に言えば仕事をする意欲が湧きません。
心の奥底で割り切れない矛盾を抱いての仕事故、
きっとこの仕事をやり遂げても達成感を得ることは無いでしょう。



    *



本記事の写真は昨年の九月初旬に、
自宅の裏窓から眺めた空です。
どうということの無い写真ですが、
出勤前の朝の僅かな時間に、
きれいな空と風に流され刻々と姿を変えていく白い雲に心惹かれ、
いつも窓の脇に置いてあるカメラで撮影しました。


昨年の九月は、
八月に終える仕事と九月に始まる仕事が重なり、
猛暑に消耗した体力の回復を得る間もなく、
少々慌ただしい時期だったと思いますが、
それでも現在の状況に比べれば遙かにゆとりがあり、
こうして空の写真を撮る余裕を持ち合わせていました。
現在は、日々の空を眺める余裕がありません。
目にする空を眺め立ち止まる僅かな時間も持ち合わせていません。
ずっと書きかけであった記事、
写真を並べただけで一文字も書き添えてありませんでした、
近況を添えて久し振りに記事を更新します。


恐らく、秋が深まる十月までは記事の更新が出来ないと思います。
忙しい中でも、
訪問させていただいた皆様方のブログへも、
最近は訪問できなくなりました。
しばらく音信不通になるかもしれませんが、
簡単に近況を文章のみでブログを更新したいとも考えている今日この頃です。









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夕暮 [歩景]





 「年末の散歩」 その三




この日の散歩は、
集落の細い道を抜けた先にある神社を目指していました。
自宅を出たのが二時半。
田圃道を抜け,
集落の道を辿り、
ここまで凡そ一キロの道程を歩いてきました。
散歩での撮影に夢中になると、
時計も見ず時間を忘れることがあります。
光の変化で時間の経過を察知しているわけですが、
時間に拘束される事のない散歩の時は、
具体的な時間を知る必要がなく、
光の変化を楽しみながら写真を撮ります。
けれども夕暮れは、
次第に光が失われていくので、
時間に追われ写真を撮る事になります。
後に撮影データを確認すると、
目指した神社の参道入り口に辿り着いたときは、
すでに四時を過ぎていて、
一キロの道程を一時間半を掛けて歩いて来たことになり、
驚くほどの遅い歩みを知りました。




B 散歩 67.JPG
〔01〕


冬の日暮れは早く、
既に空は暮れ色に染まっていました。












B 散歩 66.JPG
〔02〕


落葉する木々は、
冬枯れの枝に残った葉も僅か。












B 散歩 68.JPG
〔03〕


松の葉は冬枯れを知らず、
冬でも力強くその葉を広げています。












B 散歩 70.JPG
〔04〕


前景の茂み。
背景の木立。
その間に夕暮れの空。












B 散歩 69.JPG
〔05〕


主題の入れ替わり。
写真ならではの技法。












A 散歩 06.JPG
〔06〕


神社へ向かう道の中程で立ち止まり、
空を見上げます。
ちぎれた雲の間に暮れゆく青空が広がっています。












B 散歩 71.JPG
〔07〕


切り倒された杉の切り株。
ほんの僅かに雪が残っています。
年末に雪が無いので、
こうした僅かな雪に心惹かれます。












B 散歩 73.JPG
〔08〕


榊の葉越しに鳥居。
鳥居の足元の意匠が浮かび上がっています。












B 散歩 72.JPG
〔09〕


暮れゆく光の中に石の冷たい輝き。
磨かれた面はまるで光を放っているように見えます。












B 散歩 75.JPG
〔10〕


朱入れされた文字。
文字を写真に撮る習性で、
蒐集と言っても良いかもしれません。












B 散歩 74.JPG
〔11〕


光の具合、
周囲の状況により、
浮かび上がる光景に、
再び鳥居の足元に目を惹かれました。












B 散歩 76.JPG
〔12〕


境内の水溜まりに夕陽が映っています。
日陰の残雪の色合いとの対比。
どうということの無い場面ですが、
こうした光の存在に心惹かれます。












B 散歩 80.JPG
〔13〕


神社裏手の杉林。
木立の間の空は夕暮れの色は、
茜色が濃くなり始めています。












B 散歩 78.JPG
〔14〕


本社左にある別の社の鳥居。
笠木は苔生して、
木立に覆われた薄暗い光の中で、
その苔が鈍く光りを放っていました。












B 散歩 82.JPG
〔15〕


建立碑の石面が、
日陰に残った雪に反射する光に浮かび上がっていました。












B 散歩 85.JPG
〔16〕


彫られた文字の意味は分からないが、
その文字に心惹かれ、
写真を撮らされました。

「ぎょくふう」と読むのかと思っていましたが、
後に調べてみると「たまかぜ」と読み、
「東北、北陸地方の日本海側で冬に北西から吹く爆風」と知りました。
当地も冬には北西の強い風が吹き、
その風に多量の雪が合わさるのですから、
より一層その風は厳しくなるので、
その風を沈ませる願いがあるのでしょうか。
正しい意味なのか分かりませんが、
何故だか腑に落ちません。












B 散歩 89.JPG
〔17〕


狛犬の背後にも夕暮れが迫ります。
胴体から尾に掛けた造形が、
薄暗い光の中に浮かび上がります。












B 散歩 88.JPG
〔18〕


その背景を意図的に省けば、
また違った世界が浮かび上がります。












A 散歩 08.JPG
〔19〕


一旦神社を抜け、
裏手に広がる田畑を眺めます。
他の場所ではほとんど見る事の出来なかった雪が、
この場所は他の場所と違って多く雪が降るのでしょう。
僅かに距離が違っても、
周囲の地形や木立の有無で、
雪の降り方は変わり、
必然に積雪量も違って来ます。












B 散歩 91.JPG
〔20〕


前景の杉林の茂み越しに見る遠方の山並み。
無粋な鉄塔などもある景色だけれど、
夕暮れの空を透かして見る
稜線に立ち並ぶ木立の姿が美しく切り撮ります。












B 散歩 90.JPG
〔21〕


再び神社へ戻りつつ、
杉木立の間に夕暮れの空を眺めます。
先ほども同じ場所で見た景色ですが、
空の具合、
色の変化をみて楽しみます。












B 散歩 86.JPG
〔22〕


再び神社へ戻り、
帰路に着く報告をします。












A 散歩 07.JPG
〔23〕


振り返り、
境内を眺めます。
社殿の屋根にうっすらと積もった雪が、
杉木立の影の中で空の色を映していました。












B 散歩 92.JPG
〔24〕


参道で再び振り返り、
杉木立の間から見える屋根の雪を見つめます。












B 散歩 94.JPG
〔25〕


失われていく光に急かされながら、
先ほど通ってきた部落の細道を引き返します。
往きとは違って少し足早に歩きますが、
やはり生け垣に目が止まります。












B 散歩 95.JPG
〔26〕


薄暗い生け垣に茂る葉。
微妙な光の具合により浮かび上がる景色。












B 散歩 96.JPG
〔27〕


細い道を抜け、
別の神社の前の用水路まで辿り着きました。
その前を流れる三面コンクリートの用水路。
数年前の五月の散歩で、
その水面の映り込みに出会ってから、
散歩の度毎にこの水面を気に掛け撮影しています。












B 散歩 99.JPG
〔28〕


用水路に沿った道を少し歩くと、
奇怪な姿形をした松の木があります。












B 散歩 97.JPG
〔29〕


上方に延びるのを絶たれても、
しっかりと生きている姿があります。












B 散歩 98.JPG
〔30〕


夕暮れの空に、
影の濃い雲が流れて行きます。












B 散歩 103.JPG
〔31〕


少し歩みを進めますが、
やはり用水路の水面が気になります。












B 散歩 102.JPG
〔32〕


水面に外灯が映り込むと、
一層夕暮れの印象が強まります。












B 散歩 101.JPG
〔33〕


水面に映り込む木々の濃い影の中に、
枯れすすきの姿を浮かべます。












B 散歩 104.JPG
〔34〕


水面の様々な映り込みを探しながら家路を急ぎます。












B 散歩 105.JPG
〔35〕


ふと反対側の足元に目をやれば、
道端の小さな石像がありました。
今日の散歩、
たくさんの写真を撮る事が出来たことを感謝しました。












A 散歩 09.JPG
〔36〕


振り返り、
もう一度空を眺めた後、
更に足取りを速め家路に着きました。



平成27年 十二月三十日(水) 撮影



本記事は、
散歩の時間経過と場所に合わせ、
三回のシリーズとなりました。
そのため一枚写真として見ると蛇足に思える写真もありますが、
私の散歩を綴ったものですから、
その「流れ」を見て頂けると幸いです。
ですから、お時間のある方は、
一回目の記事から通して頂けると、
私の散歩を少しは感じ取って頂けるかもしれません。
本当に余裕のある方はお試し下さい。
本シリーズに限らず、
写真、蛇足が多いのは、
単に写真を見て頂くだけではなく、
「流れ」の中から何かしら感じて頂きたいという想いがある為です。



    *



年末、
十二月三十日に出掛けた気まぐれの散歩。
天候や光の具合に出掛けるまでは全く期待していませんでしたが、
思い掛けずたくさんの心惹かれる景色、光景に出会う事が出来ました。
雪国では降雪、積雪などにより、
夏と違い、冬は出掛けるのが億劫になります。
この日出掛けた散歩で時間を掛けて歩いた、
集落へはこれまでに何度か出掛けていますが、
冬に訪れた事は少なかった為、
この日は新たなたくさんの出会いを得る事が出来ました。
目にした風景が自身の心象で浮かび上がるということに、
改めて感じる次第であります。
この日出会った風景から切り撮ったたくさんの写真。
ただ単に冬という季節だけではなく、
十二月三十日という年末の想いが何かしら働いていたような気がします。
こうして身の回りのありふれた風景を切り撮り続けることは、
自分の記録であり、
こうしてブログに綴ることで自分の歴史が刻まれていきます。
けれどもブログに刻まれた歴史は永遠ではなく、
遠くないいつの日か瞬時にして消えます。
そう考えるとここに綴られた歴史を更にどこかに留めたいと思うのですが、
その手立てを知りません。
別の手立てで長きに残すことが出来ても意味や価値など無いのですが、
せめて私が生きている間は、
時折この歴史を懐かしく眺めるたいと考えます。
ですから、末永くこのブログという仕組みが維持されることを望んでいます。



    *



「年末の散歩」シリーズ三回目。
本記事は一回目の記事を書いたときには、
三回分の写真構成だけはほぼ出来ていて、
一回目、二回目の記事を書きながら、
時折写真に添えるコメントなどを、
空いた時間に少しずつ書いていたので、
謂わば三週間掛けて出来上がった記事です。
今朝は三時に起床して大半の文章やコメントを、
三時間以上掛けてようやく本記事が出来上がりました。
文才もないのに、
しっかりとした文章、記事を作りたいという欲があるので、
いつもこうしたしっかりとした記事を作り上げるのは一種の苦行でもあります。
産みの苦しみはありますが、
斯様な稚拙なブログにお付き合いして頂ける方も居られ、
それが励みにもなり九年という長きに渡りブログを続けてきました。
また、ほとんど返事を書くこともない失礼な私に、
丁寧にコメントを書いて頂ける方には心より感謝いたします。
現在の楽しみの一つでもあり十年目に入りましたが、
今月から過酷なプロジェクトに着任しました。
九月末までは全く私的な余裕を持つ事が出来なくなります。
今日の日曜日にこの三回目の記事を書き上げないと、
次の更新が四ヶ月後になる可能性もあり、
今朝は早起きをして記事を書き上げた次第であります。
この後は、長きに渡りブログ更新が途絶える可能性がありますが、
撮り溜めた写真のみでも、
また、写真ではなく近況などを簡単に綴った更新をしたいと思います。

この夏を、
健康を害さず、
精神を病むこと無く乗り切る事を自身で祈りつつ、
本日の記事を更新いたします。










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細道 [歩景]





 [年末の散歩」 その二



雪国の年末に、
雪を見ずして歩く散歩は足元が良く、
足取りも心も軽やかでした。

いつもの散歩と同じ道筋を辿り、
自宅裏の田圃を北に向かい、
田圃中を東西へと延びる舗装道路を直角に曲がり、
西へと進み田圃を抜けます。

田圃の主となる集落へと足を踏み入れます。
この集落に東西へ約二百メートルほどの細い道があります。
東からその道を歩けば、
少しだけ左に曲線を描き、
道の両端を望むことが出来ません。
道の両脇には住戸の無造作な生け垣などがあります。
手入れがされていない生け垣などは、
見た目には特に心を引きつける美しさはなく、
どうということの無い景色があるだけですが、
私は好んで出掛けてはこの道を歩いています。

この日はいつもの散歩より少し時間が遅いため、
冬の夕暮れが迫ってきています。
空模様や光の具合が気になりながらも、
いつも通り写真を撮りながらゆっくりとし歩いて行きます。




B 散歩 29.JPG
〔01〕


日暮れが迫る冬空と冬枯れの枝。
光の具合で空の模様が背景に映えます。













B 散歩 30.JPG
〔02〕


木々の枝の間から空を見つめます。
陽の差す空に木々の葉や枝が影となりますが、
冬はこの影の黒色が深くなります。












B 散歩 32.JPG
〔03〕


枝の重なりが様々な模様を作っています。
立つ位置を少しずつ変えながら、
その模様の変化を楽しみます。












B 散歩 33.JPG
〔04〕


時折枝の間から光が漏れてきます。
その光が影の中に滲み出します。












B 散歩 34.JPG
〔05〕


遠方の山並みと集落の木々を眺めます。
太陽を覆う雲が解れると陽差しが強くなり、
空の雲や地上の山並みや集落の木々は、
陰影の深い景色を創り出します。












B 散歩 35.JPG
〔06〕


雲の動きは風まかせ。
太陽と雲の戯れは光と影の絵を創り出します。












B 散歩 36.JPG
〔07〕


いつも立ち寄る小さな神社の意匠。
現代の便利な素材は質感が劣りますが、
雲間から僅かに漏れる光に照らされていました。












B 散歩 38.JPG
〔08〕


灯籠の意匠。
影の中に宝珠の形を見出します。












B 散歩 40.JPG
〔09〕


光と影が創り出す形の美しさ。












B 散歩 43.JPG
〔10〕


鈍い光に濡れ色が浮かび上がっていました。












B 散歩 45.JPG
〔11〕


足元に目を移せば、
灯籠の基壇と敷石も冬の陽差しに輝いていました。












B 散歩 46.JPG
〔12〕


敷石に落ちた木々の枯れ葉などが、
反射する光を鈍らせ、
模様を創り出しています。












B 散歩 48.JPG
〔13〕


神社を後にして細い道に入ります。
その突端の足元に、
艶のある葉が輝いていました。












B 散歩 51.JPG
〔14〕


細い道の先を眺めます。
道は木々に覆われ、
曲線を描いて延びています。













B 散歩 50.JPG
〔15〕


左手の小さな竹林。
初めて此所を訪れたときも、
この竹林の囲いの写真を撮りました。












B 散歩 52.JPG
〔16〕


薄暗い竹林を覗き込みます。
気取りのないありふれた景色を見つけ出す散歩です。












A 散歩 04.JPG
〔17〕


時々空を見上げ、
道の上を覆う木々の隙間から空を眺めます。
雲間から青い空が顔を出していました。












B 散歩 56.JPG
〔18〕


道の脇の垣根。
その茂みの小さな葉が輝いています。












B 散歩 55.JPG
〔19〕


廻りの景色を省いてその輝きを見つめます。












A 散歩 05.JPG
〔20〕


少し先に進みますと、
細道の途中に水溜まりがありました。












B 散歩 58.JPG
〔21〕


その水溜まりの水面に映る木の枝。
風景の中に鏡を見つけ、
小さな感動を得ました。












B 散歩 60.JPG
〔22〕


黄色い斑点を帯びた葉。
普段は気にとまらないこの葉の模様に、
この散歩では何故だか心惹かれました。












B 散歩 59.JPG
〔23〕


その気になる葉影には、
小さな赤い実が隠れていました。












B 散歩 64.JPG
〔24〕


道脇の切り株も、
雨の湿り気をまだ含んでいて、
残照に輝いていました。












B 散歩 65.JPG
〔25〕


その切り株の切り口を覆う苔。
光が弱く苔の緑色が浮かび上がりません。












B 散歩 61.JPG
〔26〕


西の空は陽も傾き、
暮れ色に染まり始めてきました。












B 散歩 62.JPG
〔27〕


その光の中に浮かび上がる、
木々の葉を探して歩きます。












B 散歩 63.JPG
〔28〕


細道の終点が見えてきました。
既に外灯も点灯して影も濃くなり、
夕暮れの深まりを感じつつ、
この先の神社まで行くつもりでしたので、
少し歩みを早め細い道を抜けました。



平成27年 十二月三十日(水) 撮影



冬の夕暮れ近付いた頃合いの散歩ははやり寂しさを感じつつ歩きます。
増して年末も、残す日あと二日となった夕暮れですから、
見つめる光の色合いなども冬の色が濃くなり、
その光が描き出す陰影も深くなります。

ありふれた景色しかないこの散歩道ですが、
何度通っても新たな出会いがあります。
時間を変えて、
季節を通して通えば、
たくさんの出会いを得るでしょう。

私の散歩は撮影が伴うため、
その歩みは遅く牛歩のよう。
ですから、所謂健康の為にはなりません。
また、冬の散歩は暑さ知らずですから、
歩みの遅い体は冷えるのでしっかりと着込まないといけません。
それでも夏のように藪蚊に刺されることもなく、
暑さや汗の不快感もなく、
散歩自体は至って気が楽であります。
ただ、田圃に雪が積もればこの散歩道が途絶えます。
田圃を通らずしてこの集落に行くことも可能ですが、
雪という障害が散歩に出掛ける気持ちを阻害します。
ですから、雪が積もる前の年末のこの日、
散歩に出掛けたことは幸運でした。
空模様や光の具合も良く、
気に入った写真を撮る事も出来、
この先の出会いを楽しみにして、
冬の暮れ色深まる中、
歩みを早めて先の神社へ向かうのでありました。










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田圃 [歩景]





 「年末の散歩」 その一




年末、
残すところあと二日。
この年は年末を向かえる前に大掃除を済ませていたので、
この日はもう何もする事がなく、
のんびりと休日を過ごしていました。
そのような午後、
それほど心惹かれる空模様ではなかったのですが、
カメラを携え目的もなく近所へ散歩に出掛けました。




B 散歩 01.JPG
〔01〕


この日の空模様は、
冬空を雲が流れ、
時に空を広く覆い、
時に雲から太陽が顔を出すという、
その時々に表情を変えていましたが、
自宅を出たときは空半分は雲に覆われていました。












B 散歩 02.JPG
〔02〕


出掛けたのは午後二時半頃。
用水を渡り、
田圃の畦道を少し歩けば
小さな川に出会います。
まだそれほど遅い時間ではないのに、
雲に覆われた光は弱く、
空の雲を映した水面や傍らの草も、
既に夕暮れの色に近く寒々しています、












A 散歩 01.JPG
〔03〕


少し歩いて見上げれば、
このような空が広がっていました。
西から北の方の空は雲が解け、
青空も広がっていました。












B 散歩 03.JPG
〔04〕


田圃に水がありまして、
その水面に映る空を見つめます。
青空の色を少しでも残そうと、
露出は水面に映る空に合わせ、
更に切り詰めて撮影します。











B 散歩 04.JPG
〔05〕


年末の田圃に雪は積もってはおらず、
容易に田圃を歩くことができます。
ただ、全ての収穫が終わっている田畑には、
何も撮るものが無く、
所謂被写体を探すのに苦労します。












B 散歩 05.JPG
〔06〕


撮るべきものがないときは、
僅かに気に掛かるものを、
とりあえず何かを撮ってみます。
そこから何かしら心動くことがあります。












B 散歩 06.JPG
〔07〕


冬枯れの色一色に染まっている田圃を想像して出掛けた散歩ですが、
思い掛けず緑色の草に出会い、
その冬に負けじと冷たい水に浸りながらも生きている草に心動きました。












B 散歩 07.JPG
〔08〕


私の定番である暗い露出ではなく、
その緑色の草に露出を合わせ写真を撮りました。












B 散歩 08.JPG
〔09〕


十二月末とは思えないきれいな色の草に心が和らぎます。












B 散歩 09.JPG
〔10〕


雪深い土地で冬の田圃にこうした草を見付けとても嬉しくなりました。












B 散歩 11.JPG
〔11〕


他にもこの冬空で、
緑色を纏って生きている草がいました。












B 散歩 13.JPG
〔12〕


やがて一メートルを超える雪の重みに耐えながら冬を越すのです。
此所に根を下ろした者達の宿命です。












B 散歩 10.JPG
〔13〕


田圃中を一本の舗装道路に辿り着き、
その道を西へと辿って歩きます。












B 散歩 20.JPG
〔14〕


稲刈りが終わってかた冬の田圃。
この日は太陽に向かって被写体を探します。












B 散歩 21.JPG
〔15〕


稲の刈り株並ぶ田圃。
版画風に切り撮ります。












B 散歩 23.JPG
〔16〕


刈りにより命絶たれ、
冬の田圃で雪に埋もれます。
来年の稲作の肥やしになるのでしょうか。












B 散歩 16.JPG
〔17〕


稲作の循環なども少し考えさせられ田圃を見つめます。












B 散歩 26.JPG
〔18〕


田圃脇の畔に目をやれば、
こうして緑がたくさんあります。










B 散歩 27.JPG
〔19〕


冬に枯れることなく、
こうして緑色を保ちながら生きている姿を見付けたことは、
冬に埋もれ生活している雪国に住む私にとって、
大きな発見でありました。












A 散歩 02.JPG
〔20〕


南から西に掛けての雲は相変わらずですが、
北半分は雲が無くなり掛けていました。



平成27年 十二月三十日(水) 撮影



例年ならこの田圃も雪に覆われいる事が多いのですが、
この日は雪は全く無く、
自宅裏の田圃を長靴を履く事もなく歩く事が出来ました。
思い掛けない緑色、
草達の強い生命力に出会う事ができました。

正月明けには少々大変な仕事に着任する事になっていたこともあり、
雪に埋もれた辛い越冬前の年末年始休暇も、
少々重い気が重かったのですが、
このうした草たちの生命力に触れ、
何かしら与えられたような気がしました。

さて、この後はいつも通り、
この田圃の主である生産者が住む集落へと向かいます。
ここしばらく足を運んで写真を撮っている集落です。
この日はいつもより少し遅い時間、
そして十二月の末ですから太陽高度も低く、
写真の期待は低かったのですが、
この集落も足を運ぶ度に何かしら発見のある場所、
いつ持ちは違った季節、時間に歩く楽しみがあります。
この日も新たな発見を期待して、
傾き掛けている太陽を気にしながら、
散歩の歩みを早めます。












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意匠 [社景]





 「品川神社」 その三



品川神社への早朝散歩三回目。
品川神社の一番奥にある阿智稲荷下社。
神社の敷地形状や起伏に上手く合わせて建てられた小さな社。
品川神社内の社でもこちらは特に好きな場所。
決して華美で圧倒するような意匠では内のですが、
薄暗く小さくなその空間に設えられた意匠がに心惹かれます。




A 品川神社 38.JPG
〔01〕


阿那稲荷上社から、
朱色では無く濃い赤色に塗られた鳥居をいくつも潜り、
下社へ向かいます。
その脇にある石垣に根を下ろす草。
二年前にも此所の草の写真を撮っていて、
その写真の印象が今でも鮮明に残っている。
こうして同じ場所で同じ被写体を追うことは、
何度も足を運び写真を撮る楽しみであります。












A 品川神社 40.JPG
〔02〕


稲荷社の水鉢。
水面に映る光と影は、
背景の壁に映る木漏れ日と木の葉の影。









A 品川神社 41.JPG
〔03〕


稲荷社内の床の敷石にも木漏れ日が差し込んでいました。
此所は小さな空かで、
とにかく薄暗く静寂な空間です。












A 品川神社 45.JPG
〔04〕


艶のある榊の葉が薄暗い空間の中で目を惹きつけます。
その力強い緑色に心惹かれます。












A 品川神社 42.JPG
〔05〕


稲荷社の中に小さな祠があり、
その前に小さな鳥居があります。
一尺四方ほどの小さな畳は、
祈りの際に跪くために置かれたのでしょうか。
鳥居と祠の石の質感は、
繊細な光による浮かび上がる光景。













A 品川神社 43.JPG
〔06〕


祠の中にはたくさんの狐がいました。
背景の黒色の中に浮かび上がる
狐の白、
榊の緑、
提灯と鳥居の赤。
日本情緒の色。












A 品川神社 44.JPG
〔07〕


水鉢から流れ落ちる水。
その岩肌には日中もほとんど陽が当たること無く、
湿り気を含み苔むしています。
こうした薄暗い空間の中に、
小さな葉の緑色が浮かび上がる様は写真を撮らずにいられません。





A 品川神社 46.JPG
〔08〕


 「一粒万倍」


お金か印鑑を洗うと僅かな金銭が増えるという御利益。
この記事を書き始めるまで知らなかったので、
当然これまで此所で御利益を授かるべく祈願をしたことがありませんでした。
次回訪れた時にはどうしましょうか。












A 品川神社 65.JPG
〔09〕


稲荷大神の祠屋根。
暗い空間に黒い屋根。
木々の隙間から差し込む僅かな光に、
その形が浮かび上がります。












A 品川神社 51.JPG〔10〕


光が満たされていない事による感応の光景












A 品川神社 47.JPG
〔11〕


この日も蚊がいまして、
有り難いことに、
お気遣いの蚊取り線香が置かれていましたが、
残念ながら手首など何箇所も刺されました。












A 品川神社 52.JPG
〔12〕


稲荷下社からの帰り道。
朝陽が横から差して、
石垣に様々な影を映しています。












A 品川神社 53.JPG
〔13〕


深い影の中に、
強烈な赤い色と、
存在感の希薄な草の緑色が映えます。












A 品川神社 64.JPG
〔14〕


拝殿に戻りました。
拝殿正面左脇に極小さな田がありました。
そこに植えられた稲が実っていました。
稲と紙垂は新鮮な取り合わせに感じられました。












A 品川神社 60.JPG
〔15〕


これもまたいつも通り、
最後に手水鉢を写真に撮ります。












A 品川神社 58.JPG
〔16〕


石造の手水鉢縁を水が濡れ、
朝陽を受けて輝く様は、
ただそれだけで画になります。












A 品川神社 59.JPG
〔17〕


こうした光景が好きなので、
たくさんの写真を撮ります。
その僅かな表情の違いは、
ファインダーで見る映像では違いを見分けることが出来ません。
納得する写真を撮りたい一心で、
とにかくたくさんの写真を撮っていまい桝。












A 品川神社 55.JPG
〔18〕


被写体との距離、
見る角度を少し変えると、
僅かに空の青い色が映り込み、
若干印象の違った写真になります。












A 品川神社 62.JPG
〔19〕


品川神社を一巡りしました。
思いのほか時間が過ぎていまして、
早々に帰らなければならないことに気が付きます。
堪能はしたけれど、
もう少し動きの速い朝陽に映し出される光景を探して見たいと思いながらも、
帰路に着くこととします。
帰り際に、
振り返り拝殿を眺め、
再訪を誓うのでありました。












A 品川神社 63.JPG
〔20〕


参道の階段を降りて足取りを速めます。
きっと私の背後には、
引き続き様々な光景が広がっていることでしょう。



平成二十七年 九月二十二日(火) 撮影











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境内 [社景]





 「品川神社」 その二




前記事に続き品川神社の散歩です。
富士塚に登った後、
拝殿で参拝する前に、
しばらく境内を巡り歩きます。
境内には様々な社や塚などがあり、
見所がたくさんあります。
この日は休日ということもあり、
早朝から散歩やランニング、
また、参拝のために割合多く訪れていました。




A 品川神社 22.JPG
〔01〕


富士塚の裏側には浅間神社があります。
この日、富士塚を登った後、
浅間神社の祠を覗き込みますと、
暗い空間にある大麻(おおぬさ)の存在に目を惹かれました。












A 品川神社 23.JPG
〔02〕


その大麻を見つめていますと、
祠に差し込む朝陽が力強くなってきました。












A 品川神社 24.JPG
〔03〕


格子窓から差し込む一隅の光。
上手い具合に大麻を照らします。












A 品川神社 25.JPG
〔04〕


露出の具合で大麻の微妙な色や質感が変わってきます。
背景の写り具合なども気にしながら何枚も写真を撮りました。











A 品川神社 26.JPG
〔05〕


気に入った光景に出会うと何枚も同じような写真を撮ります。
後に、
こうした光景を前にして自分の視点や考え、撮影行動を思い浮かべることが出来ます。












A 品川神社 27.JPG
〔06〕


祠の壁に映し出す朝陽と格子窓の影。
祠の廻りに茂る木の葉と相まった形に心惹かれます。












A 品川神社 28.JPG
〔07〕


狛犬の造形。
いつもながらこの造形を見入ります。












A 品川神社 29.JPG
〔08〕


鳥居を潜り急な階段を登り切った所から拝殿へと延びる参道の敷石。
朝陽に照らされて輝いていました。












A 品川神社 30.JPG
〔09〕


この日も七福神が笑顔で私を迎えてくれました。
緊張感を持った散歩途上で僅かに心が和らぐひとときです。












A 品川神社 31.JPG
〔10〕


木々の間から差し込む光を感じながら境内を巡り歩きます。












A 品川神社 32.JPG
〔11〕


御嶽神社へ立ち寄り足元に目を落とすと、
洗い出しになったわすかな石
薄暗い場所でこの白い石に何故だか目がとまりました。
こうした何気ない出会いも四度目の訪問で初めてのこと。
何度も足を運ぶ楽しみはこうした出会いにあります。












A 品川神社 33.JPG
〔12〕


拝殿前に木手にある神楽殿。
旅先で訪れる神社故、
こうした神楽殿での舞を見る事はまずありません。
機会があれば祭礼の日に訪れ舞を見てみたいと思います。












A 品川神社 34.JPG
〔13〕


拝殿正面屋根の意匠。
銅板を巧みに加工して造り出す形が美しく、
その技術を想いながら見つめます。












A 品川神社 35.JPG
〔14〕


小さな作りの祖霊社の意匠。
容易に開いてはならないという意思が伝わってきます。












A 品川神社 36.JPG
〔15〕


阿那稲荷上社の賽銭箱。
こちらの賽銭箱は金属で出来ていて、
そのぬくもりを持たない冷ややかな質感に輝く稲穂の金色に目を惹かれます。
背景に鈴から下がる叶緒を配置してこの日も撮影しました。












A 品川神社 37.JPG
〔16〕


拝殿と阿那稲荷上社の間で空を見上げます。
二つの屋根の間には、
奥から広がりを持ち延びる、
朝陽を受けて爽やかな色合いに目がとまります。



平成二十七年 九月二十二日(火) 撮影









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登山 [社景]





 「品川神社」 その一



富士登山と題しましたが、
本当の富士山の登山ではなく、
東京は品川神社にある「富士塚」の富士登山です。



昨年九月に妻の実家に帰省した祭、
早朝に品川神社を訪れました。
京浜急行に乗れば数駅という、
手頃な散歩場所で、
これまでにも何回か訪れては写真を撮っていますが、
この時が四度目の訪問でした。



これまでの訪問記事の興味をお持ちので、
お時間のある方はよろしければご覧下さい。
三回目に訪れた時は、
登山道脇に立てられた合目を現す石標と、
それぞれの地点で撮影して記事をまとめていますので、
こちらの富士塚の全体象がお分かりになると思われます。


一回目 (平成24年5月) 訪問記事
http://wabi-sabi.blog.so-net.ne.jp/2012-06-04-1

二回目 (平成26年11月) 訪問記事
http://wabi-sabi.blog.so-net.ne.jp/2014-01-08

三回目 (平成26年9月) 訪問記事
http://wabi-sabi.blog.so-net.ne.jp/2014-10-12-2




A 品川神社 01.JPG
〔01〕


神社境内へと続く階段にて。
朝の散歩における撮影では、
一番最初に何を撮るかで、
その後の道順、目と心の対象、
そして撮影の出来不出来に大きな意味をもたらします。
この朝の最初に一枚は、
階段に張り付いた葉でした。













A 品川神社 03.JPG
〔02〕


その階段の途中、
左に切れ込む小道があり、
そこから富士塚登山がはじまります。
この日も神社本殿に向かう前に、
富士塚に登りました。

その入り口脇にある足紙様の小さな祠。
松ぼっくりは誰が添えたのでしょうか。












A 品川神社 02.JPG
〔03〕


昔は足袋を履いて山に登りました。
登山の無事を祈って奉納した足袋でしょうか。
暗い岩肌を背景にした足袋が朝陽を受けている様に心惹かれました。












A 品川神社 04.JPG
〔04〕


石に刻まれた富士山。
前々回に訪れた時に気になったこうした彫り物。
この日もこうした石に心を向けて登山をしました。












A 品川神社 05.JPG
〔05〕


刻まれた文字。
氏名や土地などから様々な事を想い描きます。
富士信仰の熱き想いがこうした石碑から伝わってきます。












A 品川神社 06.JPG
〔06〕


「二合目」には、岩を砕いた小さな穴に、
三体の石像が安置されています。
その奥正面に鎮座する象。
その表情に深い「知」を感じます。












A 品川神社 07.JPG
〔07〕


その象を守るようにして、
手前に二体の象が立ちます。
その内の右側に立つ鬼のような象。
小柄ながらにも眼が印象的で存在感があります。












A 品川神社 08.JPG
〔08〕


富士山を想い起こす三角形を上手く使い富士の姿に刻まれています。
読み取ることの出来ない文字が、
丸の中にこれまた上手く刻まれています。












A 品川神社 09.JPG
〔09〕


現在の富士塚は、
石で覆われています。
石と石の隙間もコンクリートで固められ、
雨で崩れる事はありません。
従って植物は僅かで、
諸処に石碑が建てられています。












A 品川神社 10.JPG
〔10〕


石の隙間から生えた雑草。
僅かな土に根を下ろし、
力強く生きています。













A 品川神社 11.JPG
〔11〕


諸処に建てられた石碑を見るに付け、
信仰の深さを感じます。












A 品川神社 13.JPG
〔12〕


富士山の持つ険しさが、
この富士塚では石の起伏に現れています。












A 品川神社 12.JPG
〔13〕


この日はこうした山肌の石に心を惹かれました。
出来るだけ多くの石碑などに目を向けるように心掛けましたが、
まだまだ見るべき物を見逃しているように思います。
こうして一つの場所に何度か足を運ぶと行く事は、
一度では見る事の出来ない光景や、
感ずることの出来ない対象に改めて出会う事があります。
この富士塚では石碑などに興味を持つ事が出来ました。
次回に訪れた時の楽しみがまた一つ出来ました。












A 品川神社 14.JPG
〔14〕



登山の途中に垣間見る現代の一齣。

中間点の「五合目」では平らな道が山を左回りに伸びていて、
その道を辿ると登山を頓挫して神社の境内に行くことが出来ます。
その神社の境内の片隅に、
子供の遊具が置かれていました。












A 品川神社 15.JPG
〔15〕


石碑を見上げれば、
その背景にも現代の姿が映り込みます。

こうした現代の建物を背景にして、
古き時代に作られた物とを対照的に撮ることは、
二回目に訪れた時に思い至った構図です。













A 品川神社 16.JPG
〔16〕


山頂に近付いた頃、
登山道から見下ろすと、
境内の緑に囲まれて小さな祠がありました。












A 品川神社 18.JPG
〔17〕


山頂近くでは視界が開けてきますが、
足元一体は山肌を覆った石とコンクリートばかりで、
こうして緑に包まれた祠に心惹かれます。
ただ、この景色は、
望遠レンズで背景を引き寄せた画になっているため、
人間の目ではこうして見る事は出来ません。
自分なりの印象で風景を切り撮る写真の楽しみであります。










A 品川神社 17.JPG
〔18〕


山頂近付き、
振り返って下界を見渡します。
東京湾の方を見渡しますが、
当然現在では東京湾を見る事が出来ませんが、
浮世絵などで見た江戸の海や品川の宿などを頭の中で想い描きます。












A 品川神社 19.JPG
〔19〕


京浜急行の赤い電車が下って行きます。
普段はJRしか見る事の出来ない田舎育ちの私が、
近年度々利用することとなったこの私鉄は、
私に取っては愛着のある鉄道で、
こうして目にする度に写真を撮っています。












A 品川神社 20.JPG
〔20〕


「九合目」。
山頂も直ぐ目の前。
登山と言っても標高十数メートル。
その登山道をゆっくりと写真を撮りながら、
行きつつ、戻りつつの緩やかな歩みですから、
息など切れることは無いのですが、
ここで一度立ち止まり呼吸を整えます。
そして、山頂からの景色を拝む前に当たりをもう一度見渡します。
深い影の中から朝陽を浴びて浮かび上がる緑色。
こうした艶のある力強い緑を見るとつい写真を撮ってしまいます。












A 品川神社 21.JPG
〔21〕


山頂に登頂しました。
前回は山頂では、
とある撮影集団に占拠され、
この眺めを写真に撮ることが出来ませんでした。
この日は富士塚を昇る人もごく僅かで、
文字通り山頂を独り占めして楽しみました。



平成二十七年 九月二十二日(火) 撮影











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歯痛 [雑記]





A 朝空 01.JPG



十月五日(月) 撮影



ここ一週間ほど、
軽い歯痛に悩まされている。
右奥が痛むのだが、
右上が痛むときがあれば、
下の歯が痛むときもある。
正確には歯痛というより歯茎の腫れによる痛みで、
歯医者に行くまででは無い軽い痛みで、
飲食も出来るし、
痛みを感じない時もある。
けれども、
昨日の土曜日は休みだったので歯医者へ行った。

診てもらったが原因がはっきりしない。
レントゲン写真を撮ると、
前に神経を取った右上奥歯に、
僅かな影があり、
念のためその差し歯を一度外し様子を見ることになった。
処置が終わり帰宅。
次第に麻酔が切れると共に、
次第に痛みが増してくる。
歯医者で痛み止めを処方するかと問われたが、
これまでの痛みなら耐える事も苦にならなかったので、
痛み止めを貰わなかった。
本当の理由は晩酌をしたかったからだが。
痛みが増す毎に痛み止めを断ったことを後悔したが、
歯医者は午後休診。
折角の休日だが、
気分は優れず何もせずただ寝転んで半日過ごす。

昼食は素麺で難なく済ますことが出来たが、
夕食は慎重に右奥歯を気遣いながら食べたつもりだったが、
微妙に噛み合わせがあって居らず、
うっかり噛み違て口の中を切る。
食べ物の刺激で右奥歯の痛みは増すばかり。
夕食後は自宅にあった頭痛、歯痛の薬を飲んで、
早々に寝床に潜り込んだ。
眠りに落ちれば歯痛は気になることはなく、
朝まで普通に寝ることができた。

今朝は僅かな痛みがあるものの、
昨日よりは
朝食でどうなるかが分からない。
柔らかいものを刺激を与えないよう食べ、
今日一日を普段通りに過ごしたものだ。









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揺心 [想景]




AA 9月20日 01.JPG
〔01〕












AA 9月20日 02.JPG
〔03〕












AA 9月20日 03.JPG
〔03〕












AA 9月20日 05.JPG
〔04〕



九月二十日(日) 撮影




九月も終わりに近付き、
秋の気配が濃くなったころでしょうか。
休日の朝、
在り来たりな空と撓わに実った稲、
どうということの無い景色なのですが、
何となく裏庭の景色を写真に撮りました。












空01.JPG
〔05〕












空02.JPG
〔06〕












空03.JPG
〔08〕



四月十七日(日) 撮影



そして、七ヶ月が過ぎ、
強い風の音に目を覚ました朝。
空を見上げると曇り空が広がっています。
雨が降っていない分風の音は軽く、
風に草が揺れています。
熊本で起きた地震の事を想うと、
私の心も揺れます。

何事も無く、
穏やかに日々暮らすことができるという幸せ。
改めて気付かされる朝を向かえています。











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